ゼロから投資を始める場合、まずは小さな金額でスタートさせ、1年程度の時間をかけて徐々に投資金額を大きくしていくのが堅実な方法と説明してきました。

しかし、金融資産がまとまった金額になってくると、投資信託を中心とした長期分散投資だけではなく、新しい投資商品も検討していく必要があるのです。

投資には規模の経済が働きます。投資金額が大きくなれば、後に説明する海外不動産投「資のようにまとまった金融資産を持っているからこそアクセスできる投資商品が出てきます。

また、同じ投資対象であっても、コストを下げることが可能になります。
お金がある人はそのお金を使って、さらにさまざまな投資機会を活用して資産をふやしていくことができます。資産規模と共に投資の選択肢が広がり、その中から自分で投資対象を決めていくことができるのです。

このように、お金のある人には投資のオポチュニティ(機会が広がり、より資産をふやせる可能性が高まるのです。

資産運用は3段ロケットで考える

第4章までで説明した投資方法は、初心者がまずやるべき資産運用方法です。低コストのインデックスファンドを組み合わせて、積立で時間を分散させて資産を積み上げていくわけです。これが1段目のロケットです。

そして、ある程度の資産に到達したら、インデックスファンドに代替する商品へのスイッチを検討していく。これが2段目のロケットです。

そして、さらに資産金額が大きくなったら、今度は金融商品から実物資産への資産スイッチを行い、インカム型のポートフォリオにシフトさせ、さらに資産の分散を進めていく。これが3段目のロケットです。

2段目として、インデックスファンドの次の段階で投資信託以外に活用すべき商品としては、日本国債、ETF、REIT、Fx(為替証拠金取引)、外国債券などがあります。また、国内の証券会社だけではなく、海外の証券口座を開設することも検討できます。

本章では、2段目のロケットにあたる投資信託以外の金融商品について説明していきます。1段目のインデックスファンドに代わる金融商品です。リターンやリスク、難易度などは、あくまで私個人の評価によるものです。